最近話題の不正指令電磁的記録供用罪とは。その具体例もご紹介

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7/4に不正指令電磁的記録供用罪で栃木県の25歳男性が逮捕されました。このケースは今回だけではありません。実際は、数多くの逮捕者が出ています。

不正指令電磁的記録供用罪とはどういった罪なのか。今回は遠隔操作に関わるその罪をご紹介します。

不正指令電磁的記録供用罪とは

不正指令電磁的記録供用罪とはコンピュータなどの精密機器界に不正の司令を与えて、電磁記録の作成する行為の犯罪です。

具体的には下記のとおりです。

  1. 人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録
  2. 前号に掲げるもののほか、同号の不正な指令を記述した電磁的記録その他の記録

正当な理由がないのに、168条の2第1項の目的で、同項各号に掲げる電磁的記録その他の記録を取得し、又は保管した場合、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。

引用:wikipedia-不正司令電磁記録に関する罪-

つまり、正当な理由なく、人のものを勝手に閲覧や操作可能な状態にすることです。

また2011年の法改正で新設された新しい法律です。初めはマルウェアなどのコンピューターウィルスを想定していましたので「ウィルス作成罪」とも呼ばれていました。

ウイルス作成以外での逮捕例と親しい人への適用

最近頻発しているのはウィルス作成?

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最近ニュースなどで耳にすることが多いこの犯罪。しかしウィルスを作成したことによる犯罪ではないケースが多いのです。

この罪はウイルスだけでなくアプリにも適用されます。ウイルスと同様に本人の意図に反した動作をさせることができてしまうため、充分に該当します。

スマホを遠隔操作できるようにアプリなどを仕込み、使用者の許可無く中身が見れる状態にしていることで、不正司令電磁記録供用罪に該当し逮捕されるケースが非常に多いのです。

身内なら適用外??

家族ならどうか。例を挙げると、妻や夫のスマホに同様の遠隔操作アプリを本人には伝えず、見れる状態にした場合。

実際に2014/7月にあった事ですが、こちらも例外なく不正指令電磁的記録供用容疑で逮捕されます。(実際にあったケースでも逮捕されています)

しかもこの罪は親告罪ではありません。つまり妻が気づかなかったとしても、警察が何かしらで気づいた場合逮捕されてしまいます。

遠隔操作アプリなどの正しい使い方

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基本的には自分に使うものだと思ってください。自分のスマホを紛失または盗難にあったときなどに使用するのが目的で作成されているものが多いです。

しかし妻や夫、子供にどうしても使用したい場合は必ず許可を取りましょう。必ず。許可があれば使用しても問題ありません。更に言うとボイスレコーダーなどで許可をとった証拠も持っておくと安全です。

まとめ

  • 不正指令電磁的記録供用罪は新しい法律で、スマホのアプリにも適用される
  • 家族など関係なく、許可を取らずに使用すれば逮捕される。

不正指令電磁的記録供用罪はあまり知られていない罪ですが、犯罪を犯す気がなくても犯してしまう可能性もあります。しかし知らなかったで許されるわけでもないので、遠隔操作アプリなどに興味がある場合は必ず認識しておきましょう。

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